my story, your story

今出来る楽しい事をしようよ それを恋と呼ぼうよ

今年入った現場まとめ

どうも今年はもう現場がなさそうだということで、早いとこ総括に入ります。わたしはお茶の間とテレビ誌とDVDをこよなく愛する引きこもりタイプのオタクでありまして、例年であれば総括の必要がないぐらい現場数は少ないんですけど、2017年は運と勢いで入った公演がやや多かった気が。来年のツアーはいつになるだろうな…自担のソロワークはあるのかな…関ジャニ∞を好きでいる限り、いつまでも楽しみは尽きません。

 

1. If or … IX

ずっと行きたい行きたいと思っていながら機会に恵まれず今年はじめて当選。まさか行けるとは思わなかった。「村上さんがあらゆるものに扮する」という前提以外にあえて事前知識を持ち込まずに入ったので、冒頭からいきなりふわもこルームウェアに身を包んだ信子ちゃんが登場したときはひっくり返るかと…。シンゴスの肉体美にニヤニヤしたりセンセイの授業の笑点みに感心したりしてるうちにあっという間にカテコへ。ほんとラフな私服姿で出てくるんですね驚いた…「あっ大丈夫ですよ! 僕は出家しませんから!」というブラックな時事ネタも飛び出したり、特定のブランドの黒いバッグがほしいとお母さんにせがまれて買いに行った*1はいいけど欲しいサイズがわからなかったから黒いやつ全部送ったとか、サラッとすげーこと言ってんなこの人!つえぇ!って何回も思ったり。MCモードとはまた違う村上さんの人となりが目の前からダイレクトに伝わってくる機会って滅多にないので本当に新鮮でした。こんなにおもしろい人がそばにいたら、そりゃオタクもメンバーも大御所おじさんもみんな彼のこと大好きになっちゃうよなぁ。

 

2. コメディ・トゥナイト!

こちらはTLで「内博貴さんがヤバい」と聞いて衝動的に入った舞台です。もともとはブロードウェイ・ミュージカルだそうですがお江戸調にリメイクされたゴリゴリの喜劇。新橋演舞場の3階席だと3,000円台でサクッと見られるんですね。愛之助さんファンの奥様方に囲まれつつ、オペラグラス片手に比呂*2を舐めまわすように観察。急に予定が重なってしまい本当は途中退出する予定だったんですけど「あ~ これは無理~!」と思って結局最後まで見ちゃいました。エイト時代のヘタレベイビーな感じが好きな人は絶対に好き。ピュアでドリーミーでハチャメチャにかわいいただのピヨピヨ5才児ちゃんでした(語彙力)。なのに中の人はハチャメチャに顔が美しくてハチャメチャに歌がうまいんですよ無理しんどい。内くんを生で拝見したのは2008年の冬ぶりだったと記憶してるんですが、約10年の間にアイドルの歌声から舞台役者の歌声に見事な進化を遂げていて、ああエイトに流れたのと同じだけの時間をこの人も懸命に生きてきたのだな…と改めて実感した次第です。\3周目~!/

 

3. 俺節

  • 6月1日 夜
  • 6月10日 昼
  • 6月16日 昼(TBS赤坂アクトシアター)

正直こいつをどうにか消化したいがためにこの記事を書いています。明け方の情報解禁から極度のチケ鬱、そして初日に向けて徐々に高まっていくオタクたちのテンションなど…「自担の舞台主演」にまつわるひとつひとつの喜怒哀楽を丸ごと体験できたのは、出戻りオタクのわたしにとって実は今回が初めてでした。

作品を語る上でもっとも外せない、核心と呼べるシーンといえば、野外コンサートでのコージとテレサの再会です。ジャニオタも真っ青な民度プラギャオタを圧倒し黙らせるテレサの歌声。ステージのど真ん中から、客席の片隅から、それぞれ届かない手を懸命に伸ばすコージとテレサ。声にならない声をあげ、離ればなれになってからの感情をすべて分かち合う二人。このへんになるともう涙でまともに舞台上が見れなくなってるんですが本当に美しくて悲しくて、どこか狂気にも似た、とても不思議なひと時でした。
やがて雨脚はどんどん強まります。雨に濡れたマイクは時折ブチブチと音を上げ、コージの歌声も時折こもって響きました。中にはマイクが壊れてそのまま地声を響かせた公演もあったと聞きます。なんなら完全に故障させたってかまわないと、演出の段階でそこまで狙っていらっしゃったのなら、わたしは福原さんに足を向けて寝られません。

さて、舞台当時の安田さんは「関ジャニ∞の安田くん」「安田章大(32)」「海鹿耕治」3人分のエネルギーを1人の身体でシェアして生きているようでした。ふっくらと艶がかっていた彼の頬はいつの間にか影がさすほど痩け、ぶかぶかのトランクスからのびる脚はひょろりと頼りない。日々どれだけギリギリのところに立たされているのかと、幾度となくゾッとしたことを覚えています。
彼の身体の何割かを借りて生きる「コージ」は、あの1ヵ月と数日の間、少しずつその割合を広げているようにも見えました。瞼まで覆うかのように黒々としたコージの眉毛を歌番組で目にするたび、そのうち「安田くん」さえコージに乗っ取られてしまいそうで、心底恐ろしかった。でも、そこまで覚悟の上でやり通せる安田くんが真ん中にいたからこそ、俺節は多くの人にとって忘れられない作品になりました。

他のキャストさんとの付き合いで訪れたであろう、演劇界のそうそうたる面々。安田くんのことなどほとんど知らなかったはずの人たちが不思議とみんな彼のファンになって帰っていく。公演が終わるたびに彼らの感動と興奮に満ちたツイートがタイムラインに流れてきて、何度も何度も誇らしい気持ちで満たされたことを思い出します。安田くんのキャリアがこの先何十年も続くとしたら、後世のオタクたちは彼の歴史を「俺節前」と「俺節後」で大別するようになるかもしれません。千秋楽から半年が経とうという今もなお彼と彼にまつわるすべてに影響を与えつづけている、そんな作品だとわたしは思います。

 

4. 関ジャニ's エイターテインメント ジャム

  • 7月15日(札幌ドーム)
  • 8月15日(東京ドーム)
  • 8月16日(東京ドーム)

まさかの2部構成、やられたな~!の一言でした。オープニング段階でうちわ下ろせって言われたときは思わず友人と「おい~!なぜ買わせた~!」とか言っちゃったぐらいには騙された。いい意味で。札幌では緊張のためか(?)純粋に楽しみきれなかったバンド曲たちも、東京公演では安心して楽しめたので10億点です。いいアルバムにはいいツアーが宿るんですかねえ。どこを切り取っても文句なく素晴らしかったし、これまでのツアーと比べても構成のひとつひとつに確固たる意図が感じられ、とことん洗練されたエモさ100%のセトリにため息がこぼれるばかりでした。

今回のライブでは初の試みをすると頻りに発言していたメンバー。まさかこのままバンド一本で突き進むつもりか…いやいやそんなはずは……とモヤっていた矢先、JAM LADYの「ワ~オ♡」で完全に頭がバカになりました。解釈によっては実質1曲目みたいなものですから、安田くんのおたくとしてはこれ以上ないぐらいのご褒美をもらったような感覚です。もし彼が「安田担だけがもらえる会員特典」を何かわたしたちに贈ってくれているとしたら、おそらくああいう瞬間なんじゃないかなぁ。だからあの曲をくれた自担には感謝しかないです。これからもあの興奮を定期的に感じていきたい。

そういえば、わたしはノスタルジアを踊る年下組を見るたびに「ペンローズの階段」のようなものを不思議と思い浮かべてしまいます。数学なんてド素人のわたしですが、太古から伝わる美しい数式とか黄金比率を見ているような、そういう感覚です。身長差・年齢差・個々の関係性がなんとも絶妙にプログラミングされた彼らは、三馬鹿の世界一美しいトライアングルに負けず劣らず完璧な構造になっていて。運命とかそういう重たいものは全部三馬鹿が背負ってきたとばかり思っていましたが、意外と年下組も静かに何かを背負ってきたのかもしれません。

そして本編ラストは「青春のすべて」。先ほどのJAM LADYとはまるで趣の異なる柔らかなピンク色で彩られたステージ。その真ん中で「君に出会えてよかった 僕は明日を生きている」なんて歌われた日にはどうすればいいんだ…… 己の奥に眠っていた深読みの血が目を覚ましそうになる神々しい演出でした。個人的千秋楽となった東京16日は安田くんが自身のソロパートで透き通る一粒の宝石をこぼし、目をしばたたかせる一幕も。よきライブのよき締めくくりでした。ありがとう関ジャニ∞…(合掌)

 

イフオアに始まり内くんの舞台、俺節、そしてエイタメジャム。冒頭でも言ったとおり今年はこれでも割とがんばったほうですね。オタク的にはほんと一般的な域を出ないぐらいの場数だとは思うんですけど今までが年間1~2公演だったので…毎回めっちゃくちゃ楽しいはずなのになんかどっと疲れたりもするんですよ。せっかく楽しくても体力気力がついてこないんじゃ完全にもったいない。だから趣味に対する熱量とその調節法を、見失う前に一回立ち止まって考える必要があるなとずっと考えていた1年でした。一生の趣味としてモチベーションを長く維持するためにはやっぱもう少し意識低めの参戦ぐらいがちょうどいいのかもしれないなとか。おじさんたちが海外行くぞ!っていうんならついていってみたいけど体力が不安だな~とか。でもまた自担があんな舞台をやってくれるんだったらいっぱい入って見届けたいんだよな~~~~!!!*3とか。自分が本当に見たいものをきちんと考えて、そのために今はエネルギーを貯めておくっていうのも悪くなさそうですね。またしばらくはお茶の間で、年末年始を走り抜けるおじさんたちに沸く日々を楽しもうと思います!

*1:「ヤスってすごいで、あいつ画像見せたらすぐどこどこのブランドやなって言うねんで」

*2:内くん演じる薬問屋の一人息子

*3:オタクの欲深さがすぐに芽を出す