my story, your story

今出来る楽しい事をしようよ それを恋と呼ぼうよ

Sexy ZoneのライブDVD「STAGE」を見た話

すべてのはじまりはこちらのツイートでした。

電車の中でメイク動画を見ながら(ゆうこすってケンティーに似てるな…)などと思ったことがきっかけで上のようなつぶやきをしました。軽率かよ。せめてケンティーを見ながら言えよって話ですが、しかしそんなわたしのタイムラインにもすでに大勢の有識者がおり、

f:id:mon-o-logues:20180527212813j:plain

ものの数時間で届いた数々のリプ。示し合わせたかのように*1沼の底から手招きをしてくる者たち。なんだ特殊訓練でも受けてるのか? 恐ろしいことですが偶然にも時を同じくして同僚ジャニオタや学生時代の知人からも熱いダイマを受け、図らずも「時は満ちた」という状態まで持っていかれました。とはいえこの時点ではまだ関ジャニ∞のツアー当落を控えており、ゲン担ぎの意味も込めて他グループのグッズ購入は控えたのですが、無事に希望の公演がとれたため満を持して週末にライブDVD『STAGE』を購入しました。ヨッシャ買うぞ~!という気合いが冷めないうちに届き、後悔する暇もなく映像にありつけたので、プライム会員でよかったな…と改めて実感した次第。以下、DVDを見ての感想です。

 

※ 知識のない他グループ担による無邪気な感想です! エイトさんと比較してどっちがどうだとか言うつもりは一切ありません。万が一ご気分を害された方は申し訳ありませんが、ウィンドウをそっ閉じのほどよろしくお願いいたします!

 

1. こいつら全力だ

ジャニーズのコンサートは2時間半~3時間に及ぶ長丁場。にもかかわらずSexy Zoneは序盤から踊る踊る、魅せる魅せる。体力温存という概念はないのか?という勢いで来る。パフォーマンス全体のそろそろ4~5割ほどを楽器演奏で占めつつある関ジャニおじさんたちにすっかり慣れていたので、そっかジャニーズって基本踊るものなのか…と当たり前の事実にしみじみ驚かされるなどしました。そりゃそうだ…まだ20代前半だもんな…。

彼らはダンスだけでなく表情や仕草にも全力。お手振り・カメラ目線・流し目・ウィンク・ぶりっこ・決めゼリフ、もうすべてにおいて一切の照れが無い。なんなら全員やりすぎである。しかし花道をあえて設けなかったというある意味シンプルすぎる今回のステージにおいては、もはや若干こっちが引くぐらいの強気で来てくれたほうが、きっと遠くの人も置いてけぼりにならずに済むだろうなと思った。

2. 会場の多幸感が異常

もしもこの世に神様がいて、理想のアイドルグループを作り上げるとしたらきっとそれはSexy Zoneになるのかもしれない。そんなことを思いながら序盤の「High!! High!! People」という曲を見ていた。彼らもまた距離感がおかしい系のジャニーズであり、頼まれてもいないのに事あるごとにワチャワチャしてくる。そしてその光景を見ている会場は常に多幸感で包まれている。DISC1の再生開始から早12分、この時点で何かもう壮大な夢を見ているような気分に陥っていた。

エイトさんを見ているときのわたしは「こんなかっこいい人たちが現実に生きているんだ…」と「この人たちはこんなにも現実的で泥くさいのにアイドルなんだ…」という相反する2つの感動を抱くことが多いのだが、一方でSexy Zoneさんを見ているときのわたしは、現実など割とどうでもよくなっていることに気づく。そこにあるのはただただポップでキュートで幸せな夢の時間。ジャニーズという魔法にかけられた男の子たちがひたすらキラキラとした鱗粉をふりまいている。あんなにも綺麗な汗ははじめて見た。たぶんあれは汗というかレモンのシロップか何かだ。

3. 次世代アイドル

「私のオキテ」という曲でわたしの中に眠るおじさんが目を覚ました。スクリーン越しの生着替え、からの女装。キャンジャニちゃんより一回り若いピッチピチの肌を存分に生かしたセクシーガールズのお出ましである。おい!こんなのもできるのかよ聞いてねえぞ! 美しく伸びた10本の御御足もさることながら、その歌詞が凄まじい。

一度にたくさん言われても 頭になんか入らない
シンプルに一つだけ 愛だけを叫べよ
ブスって言ったら殺すから 目力だけは負けない
私のオキテに背いたら オカワリはあげない

強い。目眩がしてくる*2。しかしこれを歌えるだけの自信に満ちた顔面とパフォーマンスが彼らにはある。女装で出てきたことを誰一人恥ずかしがりもせず、ネタに走るわけでもない。男性のはずなのにあくまでも女性の先頭集団を爆走しているのだ。かっけぇ…!

また、SNOW(のようなもの)を取り入れたり、椅子やレーザーを効果的に使用したりと、他担としては初めての目新しい演出がてんこ盛りなのも印象的だった。やはりドームを動かすグループとはスケール感が異なるのだけれども、そこに安っぽさは1mmもない。最後の1秒まで工夫の凝らされた演出と、アイドル本人たちの徹底したサービス精神によって、ドーム級のライブにも劣らない満足感に仕上がっている。

4. メンバー個々の印象がよい

中島健人さん

抜群の顔面・スタイル・破壊力でもって数多のファンを撃ち抜いて回る恐ろしいアイドル兵器。こっちはもうとっくに白旗あげているのに全く攻撃の手をゆるめてきやしない。ソロ曲として「Hey!! Summer Honey」という曲が収録されていて、冒頭からいきなり「俺様に蜜を吸われる準備はできてるか!」とか煽ってくる。おいマジか…と思ったが中島健人さんならアリだと思っちゃうからもう手遅れである。曲中、青のペンライトの中をトロッコに乗って駆け抜けていくのだが*3、蜜を吸いに行く、と言いながらむしろ観客に好きなだけ自分を吸わせてあげているようにしか見えなかった。誰も勝てないレベルの懐の深さ、献身的なまでのアイドル性。決して泣くような場面じゃないのにちょっと泣きそうになった。
あと彼がピアノ弾けるってどうして誰も教えてくれなかったんですか? 公式が設定過多すぎて途中で何だかおもしろくなってきてしまった。

菊池風磨さん

最初は正直(歌のクセがすごいんじゃ…!)と思って見ていた菊池風磨さん。彼が過去に赤西さんの「PINKY」をカバーしたことは知っていたけど、今回のソロ曲もおそらく彼の影響を強く受けていることがなんとなく伝わった。“っぽさ”は真似すれば誰でも出せるけど、自分のパフォーマンスに落とし込んだ上でリスペクトを表現するのは難しい作業だと思うので、それを器用にできているのがすっげえ~!と思いました。
そもそも割とよく喋るタイプだということをほとんど知らなかったので(なんか斜に構えてそうなイメージを勝手に抱いていた)MCガンガン回してくのを見て驚いた。ワードセンスが鬼すぎるし「となるとダック」って何? その言葉どっから出てくんの? マリウスちゃんを尋問にかけて理路整然と自供に追い込んでいく姿が大変ドSで良かったです。あっあと濡れたら変化する髪色がメルちゃんっぽくてかわいい(?)

佐藤勝利さん

全ジャニーズの平均をとったら彼になりそうだと思うぐらい顔の完成度が恐ろしく高く隙がない。個性の塊としか思えない中島さん・菊池さんの両名とは違い、何かものすごく強い仕草とかキレッキレの動きを繰り広げていくタイプではないように見受けられたが、そのかわり神に選ばれし「正統派」の存在感で勝負している感があり、非常に痛快だった。彼以外の4人も、違う世界線に生きていればそれぞれセンターとして活躍するにふさわしいレベルの華を持っていると思うのだけど、なんせここは彼がいる世界なので彼以外にセンターはありえないだろう。なるほどこれが圧倒的センターというやつか!
そんな圧倒的センターの彼は、裏での挨拶が超絶キチッとしているのも個人的に花丸だった。タレントによくあるオザースとかヨロシャースの類じゃなくて、ちゃんと「よろしくおねがいします!」と言っている。バックで踊る子たちにも敬意をもって接しているのが伝わってきた。人を教科書に例えるとあまりいい響きには聞こえないかもしれないけど、彼はいい意味の教科書的存在。何度も「100点満点だ……」と思いました。

松島聡さん

ダンスのキレが凄い。誰よりも高く誰よりも低く、とにかく大きく動くその姿はいつかカウコンで見た「上海慕情」の安田さんを思い起こさせるものだった。毛先から指先までとにかく全身全霊で踊っている。最高である。
また、比較的身長の高いメンバーが揃うSexy Zoneにおいてやや小柄な彼は、こちらが驚くほどあざとい表情を見せてくる。“カワイイ”の何たるかを研究しつくしたと思われる佇まい、天使のスマイル。若い男性アイドルの極める“カワイイ”は、ほとんどの場合いずれ歪みが生じてしまいがちな茨の道だと思う。おそらく分かっていてもあえてその道をひた走る姿には、生き残りに必死だった10年前の安田さんをどうしても重ねてしまい、これがどうしてむせび泣かずにはいられようか…という気持ちに。何から何まで自担と重ねてしまい申し訳ない。最後に教えてほしいんですが鼻の下に指一本置くポーズは何かお決まりのアレなんでしょうか? とってもかわいかったです。

マリウス葉さん

彼はドイツ語と英語が堪能だということはなんとなく知っていたが、その能力を正しく有効に生かせる場がちゃんとあることにいたく感動した。せいぜい一昔前の少クラのように「ワッサー!!ワッサー!!」などと早口で盛り上げ、誰も聴き取れないそれを受け流しながら自担の紹介を待つ…ぐらいのイメージでいたのだけど、マリウス葉さんの場合そんなことはしない。モニターにわかりやすい字幕がついているのはもちろん、英語を解さない人間でも(なんとなくこんなことを言ってるな…)と理解できるレベルの言葉でゆっくりと語りかけてくれる。プレゼンさながらの凛とした立ち姿に心を打たれた。この人のファンでいるだけで自然と背筋が伸び、教養が深まり、聡明な人間になれるんじゃないか?と錯覚するレベルである。

 

本編を見ながら思ったのは(デビューが早いって素晴らしい…)ということでした。

早くにデビューできればできるほど当然ファンは長く楽しめるし、芸事を磨き絆を深め、トップへ駆け上がっていく猶予期間もそれだけ長くなる。“Sexy”を名乗るには早すぎる子どもばかりのグループだと思っていたのに、気づけばうっかり魅了されてしまっているし、そんな彼らがまだ20代前半、マリウス葉さんに至っては18才になったばかりで、輝きを増していくのは今まさにこれからだという事実が、もう希望としか思えませんでした。

ラストの挨拶でほとんどのメンバーが触れていた「3人+2人時代」の悔しさ*4など、逆境や理不尽を嫌というほど味わったであろう彼らにも5年という月日が経ち、それでも今まだ20代前半。若さと時間がたっぷりあってこれから軌道に乗っていくであろう彼らを見て、なんとなく取り返しのつかないような一抹の不安とうらやましさを覚えながらも、とっても楽しい週末を過ごすことができました。他にもおすすめがあったらぜひ教えてください、セクシーサンキュー!(一度は言ってみたかった)

*1:そんなことはない

*2:ググってみたら省略された歌詞がさらに過激だった

*3:彼曰く「ブルーオーシャンをかき分けるセクシーモーゼ」だそうだ。なるほどわからん

*4:こればっかりは触れるかどうか迷ったけど…