エイト担、すのちゅーぶにハマるの巻

こんにちは。タイトルのとおりです。事前にしっかり保険をかけておきますと、本記事はデビュー組のファンがJrを偉そうに評価するだとかそんな意味や目的は一切なく、初めて出会ったコンテンツの楽しさを語り、長年のぼんやりとしたイメージがいかに無意味だったかを再確認し、終始キャッキャするだけの無邪気な記事です。だめだこいつ…と思ったらそっ閉じ推奨。なお執筆にあたっては熱を帯びすぎたせいで気付けば6000字を超えてしまいましたので、お手柔らかによろしくお願いいたします。保険おわり。

それまでの印象と事前知識

これまで2度の担降りを経て今に至るなかで「こっちの系統の子たちにはハマんなさそう」とひそかに思うグループがいくつかあった。ほとんどはビジュアルや雰囲気、得意とするパフォーマンスの方向性がたまたま己の趣味と合わない(ような気がする)パターンなのだが、実はSnow Manもそんなグループのひとつだった。

うち数名の顔は、彼らが中学生ぐらいのころには認識していたと思う。当然Snow Manのスの字も存在しない時代だけど「(なんとなく)あのへんの子たち」はアイドル誌の片側1ページで、いつもぎゅっと身を寄せ合うようにして収まっていた記憶がある。まだ中学生ということもあって身体の線も細く、どちらかというと塩顔の面々。当時は年上のアイドルに夢中だったのでほとんど興味の範疇外だった。彼らが大きく育ってからも実際何をしているのかは全く知らず、ぼんやり「深夜ドラマに出てる」程度の認識。関ジャニ∞のライブはつい最近まで外部のダンサーさんがバックにつくことが多かったし、関西の子たちはともかく東京のJr.との間に密な交流があるなんて話もあまり聞いたことがないので、結果「生息地が違う」感覚は今年に入るまで変わらなかった。

またこれはSnow Manだけに言えることではないが、全員の顔と名前を覚えたのも割とつい最近の話である。1~2年ぐらい前の自分に「SixTONESSnow Manのメンバーを正しく分類し、全員の名前を答えなさい」という問題を出しても、きっと半分ぐらいしか正解できなかったと思う。東京の他のJr.については未だにふわっとしている。

 

初めて視界に飛び込んできた瞬間

3月に放映されたフジテレビ系の連続ドキュメンタリー『Ride On Time』で、Snow Manが奮闘する姿を見た。滝沢秀明さんからバトンを託された『滝沢歌舞伎ZERO』、先輩の名を冠した作品に今度は彼らが主役として臨むのだという。そんな彼らのパフォーマンスや舞台裏の素顔を覗くのは、テレビ越しであっても初めてのことだった。4週にわたって放送を追ううちに、それまでどこか自分とは関係ない存在だったSnow Manのことを、なんとなく「味方」のような気持ちで捉えられるようになった。

それまでは塩顔というか平たい顔族だと思っていたが*1、くしゃっと笑う表情に愛嬌があったり、女形を演じる横顔が恐ろしく妖艶であったりと、それまでの印象を覆すような数々の発見もあった。隈取りとよばれる歌舞伎ならではの化粧が施されることで、整った造形がいっそう引き立つことにも驚いたし、アクロバティックなダンス、腹筋太鼓というヤバすぎる演目*2へ熱心に取り組む姿も印象的だった。関西から新たに加わった向井康二さんの自主練にオリジナルメンバーが寄り添ったり、後輩Jr.をとことん指導する場面なども新鮮で、見ているうちに「この人たちの普段の表情はどんな感じだろう?」と思うまでになっていた。

 

そうだ、YouTubeを見よう

久しぶりに少クラでも見てみようか…と考え始めたとき、YouTubeに公式の「ジャニーズJr.チャンネル」があるのを思い出した。開設当初に各ユニットの動画をそれぞれ一本ずつ覗いただけだったが、あれから一年経ち、動画本数は知らぬ間にかなり充実していた。若年層向けのコンテンツばっかりかと思いきやそんなこともなく*3、どのグループも幅広い年代が楽しめるようになっている。すでに長年のキャリアをもつSnow Manは各人のキャラが安定しておりトークの回しも達者だ。見ていて変にソワソワしちゃう場面もなく、かといって小慣れすぎた感じもせず、いい意味で完成された雰囲気が初心者にはありがたかった。

そして何より特筆すべきは視聴の手軽さ。自宅でHDDを立ち上げて30分以上の録画番組をさあ見るぞ〜というのは意外と億劫で、特にビギナーにはハードルが高いものだが、ジャニーズJr.のYouTubeは5〜15分程度のものがほとんど。空き時間にいつでも見れるし、テレビ的なお約束とは違った展開やテーマの自由さがやたらクセになる。調子に乗って次も次もと見ているうちにすっかり虜になってしまうという恐ろしい流れができあがっている。知らず知らずのうちに自分は民放バラエティに毒され、疲れていたのかもしれない。何の気負いもなく見て笑える規模感・空気感がとにかく心地よかった。小さな会議室でワイワイ盛り上がる光景はさながら『関パニ』のようだし、みんなでドライブや小旅行を楽しむ様子はアルバム特典映像を彷彿とさせるものがある。ふと我が軍の行方に思いを馳せ、遠い目になるなどもしたのは内緒だ。

 

個人的お気に入り回

1. 寝たら見られない初日の出ロケ(全3回)

2018→2019カウコン終了後そのまま寝ずに初日の出ロケへ向かう一行。例年クソな隠し撮りでしか見られないジャニーズの初詣姿を公式に供給してくださるありがてぇ動画である*4。車中では人狼ゲームをしたり今年の抱負を絵にしたりとワイワイ楽しげ。各グループに1人以上は画伯がいるのってジャニーズあるあるなの? ありがてぇ入浴シーンもありますので後編まで見てね…。

 

2. 今夜のオカズ 宮舘を添えて

グループ随一のイケボを誇る宮舘涼太さんのお料理回。立ち振る舞いからにじみ出るなんともいえない品の良さ、時たま放つ一言にはなぜかみんなが耳を傾ける不思議な存在感…!*5 ポンコツアシスタントの佐久間大介さんも大変ダメでかわいい。フランベの際に最もブチ上がってる子(渡辺翔太さん)と宮舘さんは幼稚園の頃からの幼馴染だと知ってしまった俺は…俺は……。

 

3. 岩本照さんがお化け屋敷に入る回

上の2つを見ていただけるとわかるんですけど、一人だけ随分デカい子がいるじゃないですか。顔も雰囲気もだいぶイカツめっていうかキルアんちの番犬っていうか、正直ジャニーズらしからぬ雰囲気だなと思っちゃうんですけど、ちょっとこちらの動画を見てください。完全にかわいい幼女ですね。本当にありがとうございました。*6

 

4. パルクールに挑戦

割と難しいことやってるはずなのに、当人たちの飲み込みが早すぎて簡単そうに見えてしまう。どうもこの人たちは「なかなかうまくできず苦戦!」のくだりが極端に少ない気がする。関ジャニ∞に「へんてこなコスプレをいちいち拒否する」くだりが無いのと似てるな。ちょっと違うね。

地上波だと尺が余りまくってディレクターがソワソワしそうってかお蔵入りにさえなりかねないのでは…と若干心配にもなるのだが(?)ここはYouTubeなのでそれもOK。ていうか阿部亮平さんって勉強メチャクチャできるのに顔もスタイルも良くてアクロバットも難なくこなせちゃうとか神様のトッピング贔屓がエグすぎない? 弱点ないんか?

 

5. ふっかちゃんに会いに行く回(全3回)

深澤辰哉さんが「ふっかちゃん」と対面するため、みんなで埼玉県深谷市へ遊びに行く回*7。なんと寝坊をかましてロケに大遅刻する子(佐久間大介さん)がいるのだが、他のメンバーたちの意向によりその一部始終をバッチリ動画に残してみせるという、若手ジャニーズは普通やらなさそうな思い切りの良さに衝撃を受けた。こんなのTEAM NACSの番組でしか見たことなかったよ…。

なお主役である深澤さんは撮影スタッフをさりげなく気遣う優しさがロケの随所随所に見られ、できる子や〜!モテる子や〜!と密かに感激。ROTのときも思ったけど本当にいい子…どうか幸せに…絶対報われてほしい…。

 

そしてSnow Manは今年から新メンバーが加わり、6人→9人体制になった。人事采配そのものについて外野から何かコメントするのは控えるが、メンバーが増えてからの動画もそれまでと変わらず見ごたえがある。渡辺翔太さんがイジられたり阿部亮平さんが優しいお兄ちゃんの顔をしていたり、全体的にほほえましくて勝手にニコニコしちゃう場面が増えた。わたしはあえて6人の一番古い回から見始めたので、新メンバーが既存のグループにもたらす効果がなんとなく肌で感じられたのがおもしろかった。ラウールさんが不在だけど、天ぷら回(前後編)が特に好きです。これに限らずSnow Manはお互いのいじり方が温かくてやさしい。ちょいちょい真面目さがバレててかわいい。

とか言ってるうちに3人の転校生を迎えた『阿部ちゃん先生』の最新作も更新された。このシリーズはメンバーがとてもイキイキとして楽しそうなので大好きだ。

たった15分の動画でも毎週更新される喜びは大きい。気付けば水曜20時が来るのをまだかまだかと待ちわびている自分がいる。YouTube側さんには感謝しか無い。しかもなにやら最近はISLAND TVというサイトで短めの動画がぽこぽこアップされるようになった。知らないうちに今のJr.はすごいことになっている。自分が知っていた頃と比べると、出会い方も楽しみ方もかなり多様化した感じがある。デジタル時代に放たれたジャニーズたちはこれからどうなるのだろうか?「CDデビュー=一生安泰」とは言い切れない時代だからこそ、新しい世代が新しい価値観を創り、事務所を引っ張り上げてくれることを願ってやまない。

 

気付けば3回観ていた『映画 少年たち』

あの映画はどうやらヤバいらしい。混迷を極めた理解不能な感想の数々は、エイト担しかいないはずのタイムラインにも公開直後から次々と押し寄せてきた*8。まずジャニーズの映画としてではなく「ヤバい映画」として興味をくすぐってきた。

すのちゅーぶもまだ2~3本見たかなぐらいの時期、冷やかしのつもりで鑑賞。上映開始2分ほどで(これは完全にヤバいやつだ)と理解した。今まで王道的なジャニーズ作品にあまり触れてこなかったジャニオタなので、あまりのカルチャーショックからスペースキャット顔にならざるを得なかった。

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なんだろうな、各グループがいつもカッコいいキメキメの曲で魅せてくるなか関ジャニだけは飛天の床を全力で這いつくばってたりするので、そういう意味の「ヤバさ」には慣れていたのだが、ヒロムのヒロムによるヒロムのための圧倒的トンチキについて、わたしは知っているつもりで何も知らなかった。ここにきて脳天を撃ち抜かれたような思いすらした。設定にツッコミどころが多すぎるとかストーリーが以下略とか、そんな些末なポイントにとらわれていてはこの映画の本質は見えるはずもない。

次こそは、次こそは、何かが解るかもしれない!…と気付けば2週間で3回も観に行ってしまった*9。しかし理解できたことは未だ一つしかない。ただただ演者の顔が良く、演者の顔が良いことしか解らない。なぜか何度観ても観ても追求し足りない気持ちになる。上映が終わった次の瞬間からまた観たくなっている。円盤化が決まったらすぐに買ってしまうだろう。

 

パフォーマンスを見る勇気は、まだない

関ジャニ∞にハマる人の多くは音楽番組でのパフォーマンスなどから興味を持ち、次にバラエティを見て…というルートで陥落している。逆に『関ジャニ∞クロニクル』を片っ端から見て笑ったあとDVDのライブパフォーマンスを見て…といったパターンもよく見かける。つまり「わちゃわちゃ」と「各人の個性」と「パフォーマンスの良さ」の三拍子にうっかり気付いてしまうと常人は後戻りできなくなるらしい。

古今東西あらゆる沼に親指立てながら沈んでいったオタクをさんざん知る身としては、最後の砦であるパフォーマンスを急いで味わってしまうのは恐ろしく、そしてもったいなさすぎて、実はまだ1本しか見られずにいる。渋谷すばるさんの言葉を借りるなら「俺が俺じゃなくなってしまいそう」だ。そのくせこんなブログを書くなんてシャリだけ食って寿司のすべてを分かったつもりになるのと同義。強火寿司担(?)から石を投げられても仕方ない行為だが、うるせーッ!こっちにも心の準備ってもんがあるんだよ!

えっ、だってこれとか“良い”じゃん? 「ジャニーズJr.=パネェくらいKAT-TUN最強卍」な14~15年前の認識でストップしていた者がいきなりこうキャッキャ沸くのも気が引けるけれども*10、楽曲があまりジャニーズ的でなく、どちらかというと今にもランニングマンを始めそうだし、アジアのアイドルっぽい雰囲気もほんのり漂っている。終始オラオラめの子もいれば事務所特有の品の良さとか清潔感を担う子もおり、それなのに違和感なく1つのグループ内で同居に成功しているのだ。ヤンキーと優等生とオタクとリア充が同じクラスでなぜかうまくやってる的な、言葉にできない尊みの宝庫。こんなのハマらないわけないんだからもう少し時間をかけて楽しませてほしい。

 

大人になってからジャニーズにハマった人は「まさか自分がハマるとは思ってなかった…」となぜか口をそろえて言う。わたしの場合ジャニーズを初めて好きになったのは小中学生のころだったので、そこには意外性もなにもなかった。その前は何が好きだったのかも今となってはよく思い出せない。なので大人になり、周りのオタクたちが「自分でも知らなかった自分」を発見しながらジャニーズにずぶずぶハマっていく様子を割とおもしろく眺めていたほうなのだけど、今、それと似た感覚をジャニーズで初めて味わっている。好きになる予定のなかった人たちを急に好きになってしまった己への驚き。家にいながら一度も開けたことのない扉を見つけて、ちょっと開けてみたら思いもよらぬところへつながってた感じ。実際そんなことあるわけないので、不思議な夢を見てる気がしてずっと戸惑ったままだ。一過的なマイブームとして終わるのか、それとも本格的に「幸せにしたい」と思うに至るのか、これからもしばらく発見と戸惑いの日々は続きそうだ。

*1:すみませんでした! 石を投げるのはやめてください!

*2:タッキーの引退特番を見るまでそれすら全然知らなかった

*3:タピオカの飲み比べとかしてそうなイメージで勝手に怖がってた(?)

*4:川崎大師ではないけどね

*5:エイトと出会ったらイジられそうな予感

*6:趣味は御朱印集め、好きなものはシルバニアファミリーとチョコレートだそうです。本当にありがとうございました。

*7:このほかに渡辺翔太さんがシナモロールに会いに行く回もあり、すのちゅーぶはいちいち和める

*8:うちの横山さんが出てたから、というのもある

*9:自担の出ていた『スキャナー』でさえ2回しか観なかったのに…

*10:本当にそれ以降のJr.事情をほぼ知らなかった