2020年のオタ活を振り返る

なんかも~~~~~~メチャクチャしんどい1年だったな。1つ嬉しいことが起こるごとに5のモヤモヤと10の理不尽がついて回ってきた気がする。ここ数年はほとんど毎年「ままならんなぁ」とぼんやり思っているのだが、今年はなんかもうそのレベルが違った。苦しい苦しい楽しい苦しい苦しい苦しい、くらいのペースだった。

では何が苦しくて何が楽しかったのかを自己分析する意味も込めて、昨年のブログに続き、今年のオタ活や推したちの様子などをなんとなく振り返ってみた。自分のツイートとか見ながら書いた結果すごい長くなっちゃったし、他方面に配慮できてない文章になっちゃったから先に謝っとく。ごめんね。

 

1~2月

前年8月のデビュー発表以降、1月22日のCDデビューが近づくにつれて2組の合同案件は日に日に増えていった。厳密には前年11月ぐらいから徐々に増えていたのだけど、年明け以降はマジで見ない日がないくらい出てた。両軍15名がバラバラに動いて毎日毎日なんかしら出てたし、テレビに出ればだいたい対決形式で煽られていた。

………いや、もう言っていいですか? 言っちゃうね?! なんか誰か嫌な気持ちになっちゃったらごめんな!? 特定の集団や属性を腐したいわけじゃないから今日だけは堪忍してくれ~~~っ!(当ブログ恒例の保険)

わたしは相当前からこのセット売り、VS煽りに疲れの予兆を感じていた。
両軍それぞれの魅力が薄っぺらく切り取られることも、リリース物の売上で同じ事務所内のグループ同士がほぼ正式に争うことも、そんな争いに自分の金を注ぎ込むことも、おそらく当分鎮まることのない戦火が上がることも、全部解釈違いだったし、好きな男たちが人質にされるのを許したくなかったし、戦火によって発生した熱気をまともに食らって体調悪くなった。ただ悲しいことにその感覚も日を追うごとにじんわりと麻痺して、徐々に心身がその熱狂に適応してくるのを感じるまでになった。多分こういうのってグループごとのファンの気質・環境の違いなどはあまり関係ない。どの界隈の誰であっても、推しが人質にとられればオタクはたやすく正気を失うことがあるのだ。

この時期わたしはずっと不安に襲われていた。ハッキリ言って病んでいた。ガチガチのビルボ対策は肌に合わず忌避していたが、自分一人で完結できる手段としてセブンイレブンコラボの「もちチーズまん」を狂ったように食べるなどした(正月休みに近所のセブンを3軒回ったときはさすがに我に返り虚無になった)。正直細かな記憶があまりなく、早く全部終わってくれと随分前から思っていたことだけを鮮烈に覚えている。初週が終わったときは解放感と虚しさが同時に襲ってきて、仕事中なのに涙が出た。いろいろ上手に受け止めて適度に距離をおいてぜんぜん楽しいよ~!って人もきっといたはずだけど、わたしの敗因はただ一つ、受け流しが下手すぎて己の心をすり減らしまくったことに尽きる。最初から全部やり直せたら次はもう少しうまく折り合いをつけられるだろう、でもアレをもう一度乗り切る気力は正直わたしにはない。素顔4も未だに開封できないままだし*1、昨年夏からボコボコにされ続けた情緒はそう簡単に癒えない気がする。

そうこうしてるうちにコロナがぬるっと国内に入ってきて、諸々の情勢から懸念していた「合同ハイタッチ会」なるイベントもぬるっと延期だか中止だかになった。これから世界で戦っていくとか言ってる人たちにこういうことさせるのも解釈違いだなぁとかブツクサ言いつつ、顔のいい男15人に会えるチャンスなど今後なかなか訪れないだろうから応募はしたんだけど*2、当落発表もされないまま今に至る。接触イベントなんて今さら厳しいだろうね。

 

つまり関ジャニ∞のことを考える心の余裕がほとんどない時期だった。安田さんがオリンピックの聖火ランナーに選ばれたのはすごく嬉しかったよ。

 

3月

1~2月の疲れは一人温泉旅で癒すつもりだったが、コロナの状況を鑑みて泣く泣く白紙にした。事務所内の公演もぽつぽつ延期が決まり、関ジャニ∞の47ツアーも20カ所目で一旦ストップ*3。いや~これ暖かくなったら収束しますかね~?などとぬるいことを言うくらいの余裕も先月の時点ではまだ残っていたが、あれよあれよと状況は悪化した。とはいえ、この時期わたしはほとんど現場がなかったので、他のジャニオタと比べれば精神的ダメージは比較的少ないほうだったと思う。*4

関ジャニ∞に何か起こるたびに心の拠り所となっていたラジオ『大倉くんと高橋くん』の終了が発表され、その後継がSixTONESに決まったときは身がちぎれるような思いだった。だって倉も橋もストも誰一人として悪くない。他にやりたいことがある倉橋、数字で着実に結果出してるスト。登場人物全員が最善を目指した結果がこうなのだからしょうがない。タイムライン外の反応をシャットアウトすることに徹した。

一方、松村さん出演のドラマ『10の秘密』は物語の佳境を迎え、登場人物の中では珍しくまともな思考能力をもつ伊達翼くんに狂う日々だった。深い秘密と闇を抱える音大生ジャズピアニストに刃物握らせた人間、天才か……? 松村北斗にありとあらゆる性癖をおっ被せるつもりか………? いいぞ! もっとやれ!(大声)

下旬、いよいよ事態の深刻さが増してきた頃、突如YouTubeでのライブ配信のお知らせがきた。各グループが数日間にわたって収録ライブをお届けしてくれる、こんなときでなければなかなか実現しない企画だ。人々を耳から洗脳する手洗いソングが披露されたり、普段なかなか目にすることのない他グループのライブを無料で味わえたりと非常に貴重な体験をした。いつもゼロ距離でべたべた絡まってる関ジャニ∞は、大倉さん主導のもと事務所内でもいち早くソーシャルディスタンスを独自に取り入れており、この配信の時点でも予防意識の高さがかなり際立っていたように思う。

 

4月

事務所を挙げた「Smile Up! Project」が始動し、ベテランから若手までさまざまな所属アイドルによる自主制作(?)動画が毎日1~2本ずつアップされるようになった。緊急事態宣言が発令されて以降は原則自宅から出ずに可能な範囲での発信を行う体制に切り替わった(そういう対応をしますとは正式に発表されていないはずだが、気付けばみんな普通にそう受け取ってた)。己の生活の変化だけでも割とあっぷあっぷしていたので、芸能界でも感染が相次ぐ中、好きなアイドルたちの健康について気を揉まずに済んだのは正直ありがたかった。*5

好きなアイドルが自宅から話しかけてくるのはメレンゲの自宅公開のときくらいだと思っていたわたしにとっては非常に新鮮かつ異様な日々で、プライベート空間を見せていただくことに若干うろたえた。大多数の人は白い壁やクローゼットなどを背景にしている中、なぜか安田章大さんだけはシカのツノや観葉植物など主張強めの家具が置かれた空間におり、愛犬のチャチャさんも時たま乱入してきた。かわいいなおい。

後から聞いた話では、Smile Up!~の動画はタレントによる挙手制のようなものだったらしく、〆切や枠数も決まっていて、その中でもかなりの本数を上げてきた関ジャニ∞ワーカホリックっぷりに改めて舌を巻いた。たまたま47ツアーのために先に設えられていたFC限定コンテンツ「関ジャニ∞TV」もフル活用され、YouTubeと合わせればほぼ毎日のように動画・音声が上がってきていた。関ジャムとクロニクル*6も比較的すぐにリモート収録に切り替わったことを思うと、在宅期間中もずっとカメラの前にいないとこんな量のコンテンツは上げられないはず。どんだけ働くんだ関ジャニ∞

 

さて、4月からスタートしたSixTONESオールナイトニッポン。なんだか自分だけが土曜23時半に残ってしまったような気がして妙に寂しかったのを覚えている。50万ツイートというヤバ記録が生まれた初回放送のみスタジオに全員集合したものの、第2回放送前に緊急事態宣言が発令されてしまい、スタッフ*7との信頼関係もさあこれからだというタイミングで自宅からのテレワークラジオに切り替わってしまった。

田中家のGoogle Homeが勝手に喋ったり、京本家の父が突如乱入したりと話題には事欠かなかったが、通信環境の差によりタイムラグが発生することも多く、いつもの調子で会話のラリーが進まず若干もどかしい場面もあった*8。しかしメインパーソナリティーのジュリタナカは回を追うごとにテレワーク耐性をメキメキ身につけ、「緊急事態宣言が出たけど最近何してる?」ではなく「最近何してる? 緊急事態宣言が出たけど」と最初に質問を投げかけることでリスナーにタイムラグを感じさせない話術を編み出したり、メンバーの話に相槌を打ちながらも足りない言葉は的確に補足・微修正したりと、仕事人ぶりが随所に光っていた。この男の5~10年後が楽しみすぎる。

 

5月

月が変わってもステイホームは継続。濃厚接触を避けて美容院にすら行けない男たちの髪は明らかに伸びていた。日頃いかに細かなメンテナンスのもとにあの輝きを維持していたのかを思い知らされる。無造作に伸びた髪はそれはそれで素敵なんだけど。

SixTONESが結成5周年を迎えた5月1日、メンバー個人ブログが一斉に立ち上がる。それまでは週1回の持ち回り更新で各人6週に1回しか出番がなかったが、全員が好きなタイミングで更新できるようになった。元来おしゃべりで仕事に熱い松村北斗さんは、『北斗學園』と名付けた自分だけの庭をワンワン駆け回り、多いときで1日4回も更新した。松村さんという人は平時から「休みはいらない、ずっと仕事していたい」と言い切る人なので、家で過ごすしかできない時間はさぞ苦痛だっただろう。せめてアウトプットの場があるのとないのとでは心持ちも違うはずで、つくづく絶好のタイミングでのブログ開設だったと思う。仕事のつもりで体調を整えることに専念したら肌と髪が絶好調になり、自粛明けに各所で「肌が陶器みたい」と褒められたのだそうで、それを嬉々として教えてくれるところがかわいい。かわいいのである(号泣)

中旬、突如として安田さんの髪がバッサリ短くなった。聞けばご自宅のキッチンばさみを使って自分でさくさく切ったというのだから驚いた。一時期はプリングルスのおじさんか安田章大かくらいまで長く伸びていたヒゲもすっかり姿を消し、これには軽率にテンションが上がってしまった。ヒゲのないちゅるちゅるの安田章大は、そりゃもう、とんでもなくかわいい。かわいいのである(号泣)

平日朝に持ち回りで更新される「モーニング関ジャーニー*9」は、ギターの音色と伸びやかな歌声を聴かせてくれる日もあれば、いろんなことに思いを巡らせては涙声でぽつぽつ語りかけてくる日もあった。音声のみで姿が見えないので幾分ハラハラもしたけれど、今振り返るとステイホーム期間は、彼らアイドルがまぎれもなく人間であるということを、今までで最も強く再認識させられる日々であった。彼らもカメラの回っていないところでは、トイレットペーパーがどこにもないことを憂う、わたしたちと同じ一人の市民なのである。そんなの当たり前なんだけど、全然実感が伴ってなかったな。

 

6月

2日、仕事場で花束を抱えた松村さんの姿がインスタのストーリーにアップされた。少し早めに誕生日を祝ってもらったという彼の髪は短くすっきりとしていて、とりあえず業務にともなう必要必急の外出については制限が解かれたのを察した。

本来なら6月初旬にSixTONESの2ndシングル『NAVIGATOR』が発売され、大倉さんの主演映画『窮鼠はチーズの夢を見る』も同週に公開される予定だったが、いずれも延期となり、当然ながらライブが決まる気配もなく、上旬は特に「無」の時間が続いた。とはいえSixTONESは初回放送以来2カ月ぶりにニッポン放送のスタジオに帰還し、コロナ以前とは形を変えながらも少しずつ日常が戻ってきている感はあったし、事務所総出の配信ライブが今度は有料で実施され、エンタメにきちんとお金を払えることにも感慨を覚えた。NAVIGATORが初披露されたのも嬉しかったな。

下旬、朝起きたら松村さんが映画『ライアー×ライアー』のW主演を務める世界になっていて一気に目が覚めた。松村さんは言わずもがな、同じく主演を務める森七菜さんもガチの人見知り。インタビューの空気が未だかつて見たことないくらいふわ…ふわ…としていて、わたしは一瞬で「ななほく」の虜になってしまった。目が合っておそるおそる会釈する2人、あまりにもかわいいのですが?

そういえばトニトニの『smile』が解禁されたのも6月だったっけ*10。後半のフェイク要員として関ジャニ∞から安田さんが、SixTONESから京本さんとジェシーが選ばれており妙に誇らしい気持ちになったと同時に、(ここは赤西さんも渋谷さんもいない世界……)と今までで一番強く実感してしまった。数年前までこんな役割を安田さんが担う日がくるとはまったく思ってなかったので……。最終週、微熱のあった大倉さんが不在のままオンエアされた『関ジャニ∞オールナイトニッポン』は、いつもはとっくに寝てるはずのフォロワーさんたちと一緒に盛り上がり、修学旅行みたいで楽しかった。

 

7月

前述のオールナイトニッポンで披露された『Re:LIVE』の発売がすぐさま決定し、しかも中止となった47ツアーの映像がまるっと付いてくるという関ジャニ∞のてんこ盛りなサービス精神に「これだよこれ~っ!」とテンション上がった。後輩グループがドカドカ売れている今だからこそ、直接的に競うわけじゃないけど、人数減が相次いだグループとしては今回が大きな勝負なのだろうなあと解釈し(まあ勝負じゃない回はないんだけど)ちょっと緊張しちゃった。本人たちが「脚立!クリニック」など相変わらずアホなことばっかり言ってケラケラしてたのは何よりの救いだったな。

関西ジャニーズ勢が大集結するなにわの日(7/28)の生配信について、詳細が発表されたのは確か七夕の日だった。アーカイブなしとの知らせに人々がひどく動揺していたのを覚えている*11。メンカラメドレーにおける各色の作戦会議動画では、物腰やわらかな中間管理職世代のWESTさんが本当によく働いていて、なんだか「社会」を見たような気持ちだった。この時期Smile Up!~の動画更新はほとんどなくなっていたので、ジャニーズ公式YouTubeがみるみる西の男たちで埋め尽くされていたのが愉快だった。

当日は関ジュのために倉安が共作した『Can't Stop』で生産者ご本人が登場したり、ゲーム企画でふざけすぎた関ジャニおじさんたちが「いいかげんにしてください」と後輩に釘を刺されたり、安田さんがメンカラメドレーのためだけに『Dye D?』をアレンジしたりと最高ポイントが多すぎて語り尽くせない。WESTもなにわもAぇもりとかんちゃんもそれぞれ持ち味が確立されていて素晴らしかったな。これ毎年やろ。

 

一方、発売延期されていたSixTONESの2ndシングル『NAVIGATOR』は7/22に無事リリースされ、単独名義では今作がデビューシングルというわけなので非常に売れた。ソニー富豪刑事・ANNとタッグを組んでの謎解き的なプロモーション*12も新鮮でおもしろかったし、バキバキにかっこいいだけでなく「ナビゲーターがナガビーター」などの小粋な(?)ダジャレを飛ばしてくる点にもSixTONESらしさがつまっており、彼らの売り方・見せ方に理解ある大人がちゃんとついているのを実感できたのがとにかく嬉しかった。俺はソニーに一生ついていくぞ……と今年何度誓っただろうか。松村さんはこの時期多忙で、久々にANNに出勤したかと思えば睡眠導入ASMR動画についてワンワン熱弁を振るい、着実にモテから遠ざかっていた。

 

8月

多忙を極めた大倉さんの体調を考慮し、8/8の単独配信はメンバー4人で行われることになった。今回の決定に限らず、コロナ云々にかかわらず、彼らそのものにサステナビリティなアイドル活動への覚悟のようなものを感じることが多い年だった。

5年後の大阪万博を見据えて関西ジャニーズ全体を盛り上げる役割まで担う彼らだけれど、まずは彼ら自身が5年後も第一線のアイドルであり続けねばならない以上、やりたいことをやり続けるためにも関西を盛り上げ、事務所に還元しようとしているのだろうなと。彼らを見ていると大きな組織の中での戦い方が学べておもしろい。歌の基礎にまで立ち戻り全員が歌えるグループを目指そうとしているのもその一環だろう(かつて一部のメンバーだけの武器だったバンド演奏を何年もかけて全員の武器にしたように)。体を痛めても人が減っても、たとえリリースの頻度が下がっても“動き続けられるように動く”。関ジャニ∞の根底にあるしぶとさ・戦略性はいつの時代も非常に頼もしく、今年その信頼度がさらに上がったような感覚がある。それはそれとしてマーメイドが令和の世に蘇ったのうれしすぎて頭真っ白になったな。

程なくして『Re:LIVE』も発売され、初週売上を少しでも伸ばすため(?)に「おすし壁紙」を配布する関ジャニ∞陣営の愛くるしさに心から和み*13、年初の地獄は何だったのかとまた泣きたくもなった。ドキュメンタリー映像でもメンバーたちのちょうどいい温度感に元気づけられた。うまくいえないんだけど、今の関ジャニ∞は温泉だと思う。のぼせないけどぬるくもない心地よい温度が幸せで、いつまでもふわ~っと浸かっていたくなるのである。

 

9月

ステイホーム明け直後から松村北斗さんはずっと忙しくしていた。グループ活動*14に加え『ライアー×ライアー』の撮影、そしてドラマ『一億円のさようなら』への出演も発表され、まさに獅子奮迅の活躍ぶり。つい最近まで映画で大学生を演じていたのにドラマでは2児の父を演じ、子役にすら人見知りしていた*15。この夏から現在にかけての松村さんの業務量はおそらく事務所内でもだいぶ忙しい部類に入ると思う(しらんけど)。秋ごろは幾分コロナが落ち着いてきていたがそれでも心配は心配で、いくら仕事人間とはいえしっかり休めてるのかとハラハラしっぱなしの日々。ときどきANNに来ては元気にワンワン喋りまくって田中樹を困らせ、レギュラー企画をなぎ倒して帰っていくので、その点は安心だった。

 

下旬、「安田章大がソロ写真集を出す世界」に来た。2~3年前の自分に言ってもハイハイ夢オチ(笑)と一蹴されそうな話なのに完全に現実だったのでメチャクチャ混乱した。あの安田章大がソロで?写真集を? テーマがテーマなだけに己の受け止め力に一抹の不安を覚えたが、少し考えた末、ラフに構えることにした。死生観や輪廻などと真に向き合うのは、たとえば彼のように大きな病気を乗り越えるとか、大切な人の生死に直面するなどの体験がないと難しい気がしたからである。必要なタイミングが来ればそのときに改めて刺さるものだから、一冊の写真集として今の自分に受け止められるものだけを受け止め、番宣などの露出を楽しんだ。

楽しみにしていた『窮鼠』は劇場で数回見た。極めて湿度の高い映画で、作品全体を覆い尽くすじっとりとした空気感が妙にクセになった。こんな状況じゃなかったら応援上映がほしかったし(?)、この時期に大倉さんがコロナにかかってしまったのは本当に悔しかった。かなり早い時期から自身でいろんなことを調べ、事務所内外に向けて積極的に呼びかけをしていた人にも容赦ないのかと思うとやるせない。

 

10月

コロナのあれそれで2週間ほど休んでいた大倉さんとまるちゃんが仕事復帰し、タイムラインが【よかった】祭りになった*16。大倉さんはドラマなど他の仕事も立て込んでいてグループの仕事のほうにはしばらく顔を出せなかったけど、無理がたたってグループを続けられなくなるよりかはよっぽど健康的なありかただと思えた。

大倉さんの不在が続く中、クロニクルFの『関ジャニの母*17』では安田さんのいいところがたっぷり出ていた。人にやさしくするというのはただその場で相手に都合のいいことを言ってあげることではなくて、相手の立場や状況、考え方をきちんと捉えた上で丁寧に向き合うことだと。自分と他人では頑張りのキャパも成果も当然違うから、そのあたりを切り分けて考えているのも賢くて、普段から安田さんがいかに利他主義を徹底しているかが伝わってきた。この人を好きでいて本当によかったなぁと、安田さんを見つけた昔の自分には感謝しかない。

 

そしてSixTONESのライブ円盤『TrackONE -IMPACT-』が発売された。SixTONESというグループは身体がデカいのに揃いも揃って泣き虫たちなので、長かったJr.生活の終着点、デビュー前最後のライブともなると序盤からだいぶ感極まってたりする。わたしは収録3日前(ツアー初日)に入ったけどそこでもしっかり泣いていた。というか一人が泣くと他のメンバーもつられて泣き出すのである。赤ちゃんかな?

コ禍によって中断を余儀なくされたアリーナツアー。総合的にはすばらしいものだったけれど、彼らがまだまだ着手できていないこと、本当はやりたくなかったこともあったのではないかと窺わせる内容でもあった。歌も構成もかなり完成度の高いライブでありながら、それでも伸びしろはたくさんあって、彼らが彼らのために彼らの手で作り出す未来が本当に楽しみだし、彼らのやりたいことが片っ端からすべて叶うことを願っている。早くデカい会場で暴れさせてやりてえ。大量の炎と水とレーザーを!

 

11月

この時期は松村さんのドラマ『一億円のさようなら』が毎週の楽しみだった(中盤からなぜか海苔巻き屋さんが舞台になる不思議なドラマだったが)。松村さん演じる「若い頃の鉄平」は毎回のように回想シーンで登場し、かわいい看護師さんに一目惚れする鉄平、無事に結ばれる鉄平、結婚式でタキシード姿の鉄平、酔っぱらったサラリーマン鉄平、お腹の大きくなった妻に抱きつく鉄平、パパになって子どもたちと遊ぶ鉄平、左遷されてやさぐれる鉄平などなど、とにかく""最高""の宝庫だった。こんなの見れちゃったらオタク人生《あがり》では?

3rdシングル『NEW ERA』も発売され、Mステではジェシー福山雅治さんのいい感じの絡みが発生。相変わらずグループ単位での地上波露出が希少な中、数少ない機会で着実に爪痕を残している感があった。ニューエラ発売直後のANNでは番組のラストに予告なく『ST』という新曲が披露されたり、随所に張られていたその伏線をオタクが続々と見つけたりと、まだニューエラを消化しきれていないというのに、新しい動きへのブチ上がりようときたらそれはそれは凄まじいものがあった。数日後にアルバム発売とツアーが発表されてさらに勢いがついた感がある。特に京本大我さんが「このアルバムを出せるならもうどうなってもいい」との気概で制作したと聞いてからの期待値はもはや天井知らずだ。ゴンさんみたいだな。

嵐の配信ライブでは「国民的アイドル」のスケールに圧倒されっぱなしだった。なんかもう器が違う。福利厚生というかホスピタリティが凄まじい。振る舞いもコメントも隙がなく、優しくて、とにかく敷居が低い。たとえばこの世の人間を嵐のファンとそうでない人に分けるとして、彼らが歌って踊るのを能動的に見た経験があり、ぼんやりとした好感や敬意を抱いているわたしは、曲をたくさん知らなくても間違いなく嵐のファン側に分類されるだろう。そんなふうに、限りなく自覚の薄い「嵐のファン」はきっとたくさんいて、それこそが彼らを国民的アイドルたらしめる礎なのだろうなと思った。一大決心や覚悟をしなくてもカジュアルに好きって言える存在がこの先また生まれるだろうか?

 

12月

関ジャニ∞は年末の露出予定がやたらと充実しはじめ、なんだなんだ何が発表されるんだ?と言っているうちに特にこれといったものが発表されないままいろんな番組にゲスト出演した*18関ジャニ∞が5人揃うのも、冠番組以外でワーワー楽しそうな姿を見るのも久しぶりで、特に『あいつ今何してる?』と『しゃべくり007』は心もタイムラインも大いに盛り上がった(5人"揃う"と書くことにも未だ違和感は拭えないのだが)。

2020年は、先に挙げた『関ジャニの母』をはじめ、安田さんの人柄が世間に知られていくのを感じる機会が多かった。誰に言っても名前が通じない、知る人ぞ知る存在だった時代を経て、ギターの腕や歌唱力の高さが徐々に認知され、ここにきてやっと「あの子変わってるけどいい子だよね」のフェーズに差し掛かりつつあるなと。デビューから16年もかかったけど、爆発的な人気を得る人と比べて魅力が劣るわけでも生き方が間違ってるわけでもないということを、彼の応援を通じて心から実感できたし、これはアイドルのおたくとしてなかなか得難くすばらしい経験だと思う。アイドルの数だけ見つかり方や愛され方がある。焦る必要は何もないのだと過去の自分に言いたい。

 

さて、2021年はどんな年になるだろう。

好きな男たちにいつワクチンが行き渡るだろうか。また有観客ライブを楽しめるのはいつになるだろうか。1/7に入る予定だったSixTONESのライブは有料配信に切り替わってしまった。SixTONESは年初からアルバム発売を控え、2月には4thシングルも出る。ドラマ『レッドアイズ』に出演する松村さんの忙しさも当分続きそうだ。関ジャニ∞も同じく2月のシングルリリースが発表され、お待ちかねのアルバム制作も発表された。新年早々インスタにも進出した。安田さんは今年何をするんだろう。見るたびにやせている気がするので、できれば無理なく少しだけでもふっくらしてくれると嬉しい。

2020年のオタ活においては心の健康を損ねたことが心残りだった。こんな訳のわからないウイルスが蔓延る世界、わたしも推したちも人生どうなるかなんて本人にすらわからないのだから、その時その時の楽しいことだけ享受していたい。あと推しグループが増えたことで雑誌がどんどん家に溜まってしまうのが悩みなので、2021年は早めにスキャナーを買って紙媒体の電子化を進めていくのが目標です。

 

2020年の現場

会場まで足を運んだのはトーンインパクトのみ。以下すべて有料配信。

  • 01/13『関ジュ 夢の関西アイランド 2020 in 京セラドーム大阪 ~遊びにおいでや!満足 100%~』(関西ジャニーズJr.)*19
  • 02/18『新体感ライブ with SixTONES / Snow Man』(SixTONESSnow Man*20
  • 06/16『Johnny's World Happy LIVE with YOU』(V6、嵐、King & Prince)
  • 06/17『Johnny's World Happy LIVE with YOU』(KAT-TUN関ジャニ∞Sexy Zone*21
  • 06/21『Johnny's World Happy LIVE with YOU』(KinKi KidsSixTONESSnow Man
  • 07/24『If or … NEO』(村上信五*22
  • 07/28『Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜』(関ジャニ∞ジャニーズWEST、ジャニーズJr.)
  • 08/08『Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜』(関ジャニ∞
  • 08/24『Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜』(Aぇ! group)*23
  • 10/31『Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020』(Sexy Zone*24
  • 11/03『アラフェス2020 at 国立競技場』(嵐)
  • 12/04『村上信五と初サシで生トーク!「Johnny's Village」』(村上信五、有岡大貴)*25
  • 12/31『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』(嵐)

*1:チェンエラはめっちゃ見た

*2:現金なオタクである

*3:その後正式に中止

*4:もともと現場に重きを置くタイプでもない

*5:むしろ今のほうが遥かにしんどい

*6:ちょうどこの4月から夜23時~の全国放送になった

*7:非営利団体ジングル審査機構、略して非営利おじさん、さらに略して通称ひえおじ

*8:中でも最弱だった「京本家のWi-Fi」がトレンド入りするなどした

*9:後に夜更新の「グッドナイト関ジャーニー」になった

*10:歌番組で披露されるわけでもないのであまり盛り上がりを感じなかった

*11:当日ちょっと不具合が起こってたらしく結局アーカイブ配信されていた

*12:オタクはアスキーコードでの会話を覚えた!

*13:いくらなんでもおすしを過信しすぎではないか?

*14:サラッと書いたが『NEW ERA』の制作と同時進行でアルバムも作っている

*15:最終的には腕を噛まれるくらい仲良くなれたらしい

*16:ライ●ドアニュースかなんかの見出しに付いてたんだっけ

*17:ADさんのお悩み相談に乗ってあげるコーナー

*18:しいて言うなら大倉さんのドラマ主題歌がちょこっと流れたくらいか

*19:人数の規模感がちょうどよく、最後まで情緒たっぷりだった

*20:専用アプリがとにかく落ちまくった。2020年で唯一虚無を感じたイベント

*21:異種格闘技戦

*22:ちゃんしんの試行錯誤が感じられておもしろかった

*23:そういえば秋に情報局名義作り直しました!リチャで!

*24:好きな曲がセトリ落ちして涙目

*25:あれから有岡大貴への親近感がすごい